1994-12-05 第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号
このことは京都大学の糸川教授が昭和五十三年に、水道水で米を炊くとビタミンBが半減されることを証明したり、ビタミンB溶液を水道水に加えた場合、百度になると二十分後にはBは完全に破壊をされる、こういうデータもあるわけでございます。 飲み水として私どもがいただいておるこの飲み水ですが、これは塩素と反応して、(資料を示す)塩酸液であります。
このことは京都大学の糸川教授が昭和五十三年に、水道水で米を炊くとビタミンBが半減されることを証明したり、ビタミンB溶液を水道水に加えた場合、百度になると二十分後にはBは完全に破壊をされる、こういうデータもあるわけでございます。 飲み水として私どもがいただいておるこの飲み水ですが、これは塩素と反応して、(資料を示す)塩酸液であります。
それに対して、日本はどういうテンポでこの問題に取り組んできたかということを申し上げますと、御存じのように一九五五年、今から約三十年前になりますけれども、私どもの先輩の糸川教授がペンシルロケットをつくりました。ペンシルロケットというのは、長さが二十何センチぐらいの、まさに鉛筆のようなロケットであります。そのロケットは上に飛ぶのではなくて、国分寺の射撃場で横に飛ばしたという有名な話がございます。
実は私も文部省におったときに、糸川教授に頼まれて、ペンシルロケットを始めたんです。そのロケットが今日何百億と金をかけておるのですが、どうも私は十分な成果を上げていないように思うのです。
それから文部省には、これはかつて糸川教授の問題で科技特で問題になりました。いわゆる大学等で国費をもって研究開発をしたもの、それをそのまま一企業が企業化する。具体的に言うならばカッパー8型、これがインドネシアへ輸出をせられた。その問題に関連をいたしまして黒い霧があるのではなかろうか、そういうことが科技特で問題になったことは御承知のとおりと思います。
ただ、この間において、学術研究の場合の文部省の御承知の糸川教授がやっておりました宇宙航空研究所の問題がございます。したがいまして、これらの実際に打ち上げに関して一元化していくことは、おそらく今年末あるいは来年にはぜひそういう機構にしていきたい、あるいは事業団等を一緒にしてつくっていきますか、そういう形で実行の段階に移したい。
鹿児島県の内之浦の東大ロケットにしましても、糸川教授の退陣以降開店休業の状態になっている。そういうふうな状態の中から、さらに種子島の、科学技術庁のいわゆるロケット基地が設定をされておる。このような一元化の問題について、現在どういうふうな状況に置かれているのか、この点まず長官にお伺いしたいと思います。
先般、不幸にも、糸川教授が、責任をとられたか、あるいはまた後進に道を譲られたのかわかりませんけれども、この体制からはみ出してしまわれております。
さきに糸川教授がおやめになりましたし、高木所長の辞意表明ということ、私ども宇宙開発の前進を期待する者としては大きな問題でございますが、所長さん、いまここに見えておりますのに直接お聞きするわけにまいりませんと思いますけれども、国会の場でございますからお聞きをいたしますが、テレビ、ラジオの放送について、辞意表明ということでありますが、そうでございましたでしょうか、お聞きをいたしたい。
長官、さきに糸川教授の辞任がございましたですね。報道が出ますと、この宇宙開発全般に対しまして国民が非常に希望が持てなくなり、暗い気持ちになります。宇宙開発全般に対して、長官ひとつどういうふうに前進させようと考えておられるか——質問してまいりましたから、締めくくりに長官の決意、見解を聞いておきたいと思います。
実はここに持ってきました資料はコスパーのインフォーメーション・ブレテン・ナンバー三十四というのでありまして、これはロケットを発射する施設などをつくるための手引き書を糸川教授が国連から依頼されまして、そしてコスパーで発行したものでございます。
しかし、あとの問題でございますが、糸川教授がお去りになりましても、あとに若い相当の研究者がたくさん続いておりますので、今後のロケット研究については何らの支障はないということを承っております。
宇宙開発につきましては、世界各国が近代科学の粋を尽くしまして、その優位を競っておりまする今日、わが国におきましても、東大が中心になりまして、特に高木所長や糸川教授のなみなみならぬお骨折りによりまして、非常に画期的な実験、研究の成果をあげておられることについて、敬意を表する次第であります。
そこで、はたして失敗であるかないかは、ただいま糸川教授から御説明がございまして、九つの目的のうちの六つは達成したのだということでございました。これはけっこうなことだったとしみじみ思ったわけでございまするけれども、その九つの目的のうち六つ達成されたといううちの、一つ、二つを国民にわかりやすく御説明願えればけっこうだと思います。 〔赤澤委員長代理退席、委員長着席〕
専門的なことがありましょうから、ひとつ糸川教授なりその辺から、多少平和利用のものと軍事利用のものと違ってくると私は思うのですが、そういうことをひとつ技術的な立場から、参考人から答弁させていただきたい、かように思います。
特に日本の宇宙研に関係しております糸川教授は、国際機関であるコスパルのロケット実験場技術委員会の委員長というものをやっている、こういう関係で、日本の開発したものは、この国際委員会にそのまま報告をされておる、こういうことになりますから、日本としてはこれだけの研究費を投じておりますが、ロケットの構造を研究し、あるいはその成果を確かめ、あるいは宇宙の現象の実験をして、その開発並びに資料を整備するということが
だから、私はあえてここで提言をするわけだが、あなたは、というのは、文部大臣は鹿児島に行ってカッパー8か何かロケット打ち上げのときに、東大において糸川教授指導のもとにこういうものをやるということを指示するということを新聞で見たのだけれども、これは事実ですか。
そこで、私がお伺いしたいのは、こういう科学技術庁でも計画をして昭和四十五年度につくる、糸川教授のほうでもつくるということなんだけれども、できるならば一元的にやりたいとはお考えになりませんか。これは文部省と科学技術庁の責任者にお伺いしたい。
○大森創造君 一方、文部省、東大側に聞くが、その東大側のほうは糸川教授指導のもとに——これは文部大臣にお伺いします——これはどういう計画なんです。これはやる計画なんでしょう、やはり打ち上げまでを。
私は糸川教授も親しく存じ上げておりますし、ここにお見えの高木先生も実は私の大先輩でございます。しかし私は最初に申し上げたように、納税者、国民の一人としてやはり申し上げるべきことは申し上げたい、あるいはそれがまた間違っているかもしれませんけれども、みんなが自由な雰囲気で意見を述べ合うというようなことが必要ではないかと考えます。
○岡野説明員 糸川教授は、コスパーのテクニカルコミティー・オブ・サウンディング・ロケット・レーンジという委員会がございますが、そのコミティーのチェアマンに一九六三年に選ばれております。
一方東大は、どんどん糸川教授によりましてペンシルロケットから発達して、このたびのような成功をおさめてきておる。 そこで、幸いに科学技術庁に宇宙開発推進本部ができたので、やっぱりこうした調整的な、統合的な役所の仕事として、さきがた大屋さんもおっしゃったように、調整的な役割りをしていただかなければならない。
ここで関係が出てまいりますのは、文部省の所管に入ります大学の研究機関であります糸川教授の鹿児島県の内之浦にあります例の宇宙ロケット開発の問題であります。これはことしの予算の中におきまして、十三億五千万円という予算が計上をされ、そしてなおそのほかに施設費といたしまして、三億五千万円の施設費が計上されているわけであります。
これまでわが国の宇宙開発の仕事は、東京大学の生産技術研究所の糸川教授の打ち上げられたロケットが主体であったように承知しておりますが、今度の科学技術庁の予算を拝見しますと、今までの航空技術研究所を航空宇宙技術研究所というような名前に変えられて、新たに宇宙開発予算等も組まれているのでございます。
そういうような天文学的な物理現象に関します観測が東大の生産技術研究所の糸川教授が開発されましたロケットを使いまして、また同時に天文台から従来の天文学的な方法を使いまして共同して進められております。
それから、兼重さんにお尋ねした方がよいでしょうが、東大の生産研のロケットの発射の問題、これは糸川教授を初めずいぶん御努力願って相当な実績を上げてきております。しかし、また最近鹿児島に新しい発射場を設けたというようなことで、研究の段階から、そろそろ応用化とでも申しましょうか、限度に来ておるではないかと思うのです。これは今後ロケット国産ということになるのかどうか。
先般東大の糸川教授にこの問題についてわれわれ教えを請うたのでありますが、私耳学問ですから詳しいことは知りませんが、アメリカがイニシアチブをとってやるということ自体は、今の現状からすればやむを得ないとしても、これは一つの世界協定の上に立ってやるべきものであって、七つや八つの通信衛星を上げても完全でないということは学問的にも明瞭で、少なくとも三十ぐらい上げないと通信ができない時間ができてくる。